オリゴ糖のアトピーへの効果

オリゴ糖でアトピーが治った!という人と
オリゴ糖でアトピーが悪化した!という人がいます。
同じアトピーなのに治った人がいる一方、悪化してしまった人がいるのはなぜでしょうか?

 

その違いは「オリゴ糖を摂る量」と「摂っているオリゴ糖の種類」にポイントがありました。

 

オリゴ糖でアトピーが完治する?

オリゴ糖がアトピーを改善するとよく言われます。
その理由は、便秘が解消して毒素の吸収が抑えられるから。

 

 

大腸では善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の菌が棲んでいます。
善玉菌と悪玉菌は腸内で勢力争いをしています。
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の強いほうに味方をする菌です。

 

 

善玉菌がオリゴ糖というエサを得て、腸内での勢力を伸ばすと、腸の動きが活発になり、腸内環境が整います。
腸内環境が整うことによって、便秘が解消されます。

 

便秘が解消されると大腸内に栄養分を摂った後の食べ物や代謝によって作り出された毒素などがすばやく排泄されるようになります。
これによって余分な栄養素や毒素などが吸収されにくくなります。

 

そのため、便秘が解消されると肌が元気になるのです。肌が元気になれば肌色も良くなりますし、美容効果も高まります。
そして、何よりうれしいことにアトピー等の皮膚トラブルも良くなるという好循環が生まれます。

 

オリゴ糖でアトピーが悪化するという噂もありますが・・・

一方で、オリゴ糖を摂ったのに残念ながらアトピーが悪化してしまったという人もいます。
これには2つの理由が考えられます。

 

 

オリゴ糖の種類

1つは摂取したオリゴ糖の種類がアトピー改善に向いているものではなかったこと。
オリゴ糖は10種類以上が知られていますが、アトピーや便秘を改善するのは「難消化性オリゴ糖」。
すなわち、腸内で消化されずに小腸・大腸まで届くオリゴ糖です。

 

実は、オリゴ糖には「消化性オリゴ糖」と言われる腸内で消化されるオリゴ糖もあります。
消化性のオリゴ糖を使った場合、便秘解消やアトピー改善の効果は薄いと考えられます。
なぜなら、消化性のオリゴ糖は腸内で消化・吸収されてしまうで、大腸内にそのまま届く量が少なくなります。
そうなると、善玉菌のエサが減ってしまうため、腸内環境を上手く整えることができないのです。

 

消化性オリゴ糖を大量に摂取

2つめは効果がないと感じて、この「消化性オリゴ糖」を大量に摂取してしまった場合です。
この場合、下痢を起こすリスクが高まります。
下痢を起こしてしまっては、腸内環境は整うどころか、急激に悪化してしまいます。

 

さらに、消化性オリゴ糖が腸内で消化されると、白砂糖と同じように体内に吸収されます。
体内に吸収された後は、白砂糖を摂取した時と同じ。
体内でエネルギーとして使われる以外は脂肪として蓄積されます。

 

ご存知の通り、脂肪として蓄積されたエネルギーが多すぎると肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。
さらに吸収されずに大腸へ到達した消化された糖は腸内細菌の悪玉菌のエサとなります。
腸内では常に善玉菌と悪玉菌が勢力争いをしています。
悪玉菌が勢力を伸ばしてしまっては、腸内環境も悪化してしまいます。

 

こうなると、アトピーは改善するどころか、悪化してしまうというわけです。

 

オリゴ糖でアトピーを上手に改善するには・・・

オリゴ糖でアトピーを上手に改善するには、

  • 難消化性のオリゴ糖を選ぶ
  • 難消化性のオリゴ糖を摂りすぎないようにする(=適量を摂る)

の2つです。

 

最近では、町中の薬局やスーパーなどでもオリゴ糖を見かけるようになりましたが、薬局やスーパーで販売されているオリゴ糖はほとんどが液体です。
液体のオリゴ糖のほとんどは消化性のオリゴ糖であることが多いので、注意が必要です。
粉状のオリゴ糖でも、消化性のオリゴ糖と難消化性のオリゴ糖がありますので、購入する際には注意をして見るようにして下さい。

 

また、難消化性オリゴ糖でも純度の高いものを選ぶこともポイントです。
保存料や砂糖などの混ぜものが入っていないものを選ぶようにして下さいね。

 

購入したオリゴ糖の適量を知る方法ですが、オリゴ糖を摂りすぎると下痢になることが多いようです。
便秘もつらいですが、下痢もつらいので、ごく少量からはじめてどうしても効果がない場合のみ、オリゴ糖を増量するようにして下さい。

 

便秘の人であれば、翌日には便秘解消の効果を実感する人もいます。
オリゴ糖の適量は個々人によって異なります。
また、オリゴ糖の種類によっても異なりますが、成人で概ね2〜10g程度と言われています。
この程度でしたら、1日1回、コーヒーや紅茶に混ぜて飲めば、摂取できる量です。

 

もし、極少量からはじめたはずが、下痢を起こしてしまったようであれば、一旦、オリゴ糖の摂取を中止して下さい。
オリゴ糖の摂取を中止すれば下痢は徐々に収まります。

 

オリゴ糖は上手に使えば、アトピー改善にも効果的です。
ぜひ、オリゴ糖を上手に使ってつらいアトピーを改善しましょう!

 

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